Friday, February 10, 2006

映画―「ALWAYS三丁目の夕日」

テレビで映画の宣伝を見た時からずっと見たかった。
先日研究室の友人にも薦められた。
やっと論文の作業から解放されたし、映画の最終上演の前に見に行ってきた。

昭和33年(東京タワーが完成したその年)東京下町の夕日町三丁目を
舞台にした物語だからなのか、観客の9割が60代のおじさん、おばさんだった。
友人の話の通り、涙を催す映画だった。
タオルを使わなかったけど、ティッシュを数枚使っちゃった。
上演会場で涙ながら映画を見ていたのはわたしだけではなく、
隣の隣のおじさんも、
右後のおばさんも、
あと、
前の前の列の誰かも

わたしも昭和生まれだから、昭和の雰囲気が好きなんだ。
映画に出てきた風景や場面は、自分が経験したものよりやや昔のことなんだけど、
誰の家でも鍵をかけず、扉が開いたまま普通に暮らしていて、
単純で、温かくて、人情も活気も溢れる下町の雰囲気が
幼い頃の記憶と重なった部分があるから、
わたしも少し懐かしく見ていた。

この映画を見てて、穏やかな気分になった。

最後に、
あの鈴木オートの社長が乗ってたややボロボロの青い小さな車は
とってもかわいかった!
できたら、一度くらい乗ってみたいかも。

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