Sunday, August 05, 2007

黒って、デザイナーの好み?

7月22、23日、日本の人気デザイナーである原研哉氏、深澤直人氏、山形季央氏3人による講演会が開かれるため、台北市内にある講演会場に約800人のデザイン関係者が彼らのことを慕い、台湾全国から集まってきた。まるでスターを追っかけるように。

「日本新経済的堀起動能-設計力論壇」と題した講演会。
さすが日本を代表するデザイナーたち。
原さんの「Senseware」、深澤さんの「Center of Awareness」、
そして山形さんの「Designgene」、
どの講演も深く考えさせられるものが多かった。
だけど、ここで話したいのは講演会の内容ではない。
内容に関する議論は、きっと他のブログではとっくに多く語られていると思う。そちらに興味があるなら、googleで検索してみることを薦める。

ここで話したいこと、
それは、当日デザイナーたちが着ていた服のことなのだ。
こちらの会見写真を見てもらえれば分かるように、黒一色だった。


しかも、日本のデザイナー達だけではなく、
台湾のデザイナー達もかなり黒かった。

黒って、デザイナーの好みなのかしら?
それとも、黒じゃなければデザイナーっぽくないのかな?

身のまわりにデザイナーという肩書きを持つ、
もしくはデザインの仕事にかかわる友人はたくさんいる。
その中にやはり「黒いファッションが好み」という人が何人か居る。
まあ、確かにデザイン的には、黒は無機質かつ機能的で、
高級感や都会的な雰囲気を感じる色だから、クールでかっこいいというイメージがあるけれども、
どんな人でも黒いファッションが似合うとは限らない。
では、多くのデザイナーが黒ファッションを着たがるのはなぜかしら?
この疑問はずっと前から持っていたが、今回は今までにないほど強い衝撃を受けたので、改めてみんなに聞いてみたい気持ちが高くなった。

「デザイナーと黒好み」の話をデザイン関係者でない友人に話したら、
「だからあなたのブログ背景も黒にしたのか?」って聞き返された。
「え?」「まさか!」

たまたまなのよ。黒を選んだのは。
ほかに気に入ったのはちょうどなかったからさ。
選択肢が限られたため、考えた末、今のスタイルに決めたの。

もしかして、一応デザイン関係者であるわたしも、
潜在意識のなかに、「黒好み」っていう因子が潜んでいた?
誰か解答してくれないかな?

1 comment:

lica said...

黒って、いいんじゃない。私は好きよ。
まあ、デザイン関係者ではないと言い切れないけど。一応、少々勉強したことがあるね。
そう、クールで、カッコいいし、おまけに清潔感がある。
なにより、痩せて見える。
私も黒に一票!