Friday, April 22, 2005

土足は玄関まで?

これはライブドアやソフトバンクとは無関係な話。
先日引っ越した時のちょっとした出来事なんだ!

先日とうとう大学の留学生寮に引っ越した。
引越しの当日に日本人友達Y子ちゃんが荷物を運ぶ作業を手伝いに来てくれた。
荷造り作業の最中だったから、部屋は段ボールや荷物、ゴミでかなり散らかっていた。
勿論、掃除なんかまったくしていなかった。
床がそうとう汚いので、来客の靴下を汚してしまうのは申し訳ないと思って、
「あ、掃除しなかったので靴のまま上がっていいのよ!」って
私がY子ちゃんにそう言った。
すると、Y子ちゃんが、少し驚いた感じで「え?それはダメですよ!」って返事し、
やはり靴を脱いで上がった。
私は慌てて客用のスリッパを探し出して履き替えてもらって、
なんでダメっていう理由を聞いてみたら、
「だって、それはルール違反だもの!」って返事された。

一方、一緒に手伝いに来てくれた台湾人の後輩に、同じように土足を勧めたら、
素直に靴のまま上がってきた。
その後、もう一人の日本人友達が来たけど、やはり土足では上がらないのだ。
「土足で上がるなんてさすが日本人でない考え方だね!」って言った。

うーん、普段土足で玄関を上がらないのは礼儀だと分かっている。
しかし、この日は引越しっていう特別な状況なので、例外として扱っても良いと、
この部屋の主である(PS.一応)私がそう判断し、土足を許した。
だって、床が汚れているし、荷物を運ぶ際に履き替えの手間も掛からないから、
特別な状況に応じた行為なのだ。
私にとって、土足のほうがお互い気楽で済むのさ!

でも、やっぱり日本人にとっては納得できないよね!
これって、カルチャーショックってことね!
特定の場所では特定の履物に履き替えるのが日本の文化であるかもしれない。
だから、日本人は、外出用の靴、室内スリッパ、トイレ用スリッパ、ベランダー用スリッパ、
工場用作業靴、教室用上履き。。。など、いろんな履物を作った。
数年前、日本のある会社で、社員の素早く履き替える特技に感心したことがある。
たぶんそれは日々の練習の積み重ねってことだね!

台湾の住宅事情が日本のとは少し違うので、状況によって、履き替える家と履き替えない家がある。
社会的なルールは決まっていない。
家の主が勧めてくれたら、その家のルールに従うのが台湾人の常識なのだ。
「郷に入れば郷に従う」っていうことわざがあるじゃない?
だから、私の友達、今度うちに来たら、ぜひ気楽にしてくださいね!

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