Thursday, May 04, 2006

苦手な食べ物

世の中に何でも食べるという人も居れば、苦手な食べ物があるという人も居る。
最近、「食べられないもの」について友人のMさんと話が盛り上がった。

Mさんは「ゆで卵」が苦手だと言った。
苦手なのはその「食感」だという。プリプリとしている食べ物全般がダメらしい。
つまり、ゆで卵の卵白の部分や、ゼリー(ややダメ)、こんにゃく、えびなどが好ましくない。
想像するだけで体がふるえる、と。

しかし、Mさんが苦手な「プリプリ系」が、実は私の好物なのだ。
Mさんの話を聞いてなんだかとてもおもしろいと思った。
人の好き嫌いって実に興味深いね!

そう言えば、私の苦手な食べ物No.1は、生卵なのだ。
なぜなら、生卵の匂いが堪らなく駄目だからだ。
あと、その「トロトロ」感もダメ。
別にトロトロとしているものが苦手だというわけではなく、
生卵のトロトロ感が玉子という食べ物に似合わないと、なんとなく違和感を感じていた。
日本の温泉旅館の朝食に必ず出される「温泉卵」も恐ろしくて食べる勇気がなく、
今まではいつも食べないまま、隣に坐る友人に差し上げていた。
だが、つい最近初めて挑戦してみた。
それは家族を連れて伊豆方面に旅行に行った時のことだった。
「絶対臭わないから」と保証付けで、
「美味しいから、騙されたと思って一回くらい食べてみて」って強く勧められたから、
つい初挑戦してしまった。
結局90%平気で完食し、正直美味しかった。
今まで「温泉卵」を食べ物から外したことはちょっと損したね!

今まで友達から聞いた苦手な食べ物の種類は様々である。
元同僚のH君は、丸くて「つぶつぶ」のようなものが苦手である。
例えば、グリーンピース、小倉、タピオカなどが嫌い。
理由はよく分からないけど、たぶん幼い頃に豆を食べて噎せた経験があって
トラウマになったのではないかという説がある。
あと、後輩のLさんは「ヤクルト」が苦手。
乳酸菌飲料の匂いがダメだという。カルピスやヨーグルトもあまり好ましくないらしい。
Lさんの旦那さんがそのことを知らず、ある日「ヤクルト」を買ってきて冷蔵庫に入れたら、
Lさんに「臭いから早く処分して」って怒られたというウワサを聞いた。
夫婦って食べ物の好みが一致でないといろいろ大変かもね!

食べ物に対する好みはいったいどのように形成したのだろう?
たぶん、親に受け継がれた遺伝子、生まれ育った環境、幼い頃の経験。。。などが
関係していると思う。
でも、好みは変るものだと思う。
子供の頃に嫌いだった食べ物が何かのきっかけである日から好みになったりする。
例えば、ネギ、なす、ピーマンなど。
けど、子供の頃に好きだったものもだんだん食べらなくなる。
これは、大人になって好みも大人の味に変ってきたからかもしれないね!

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