Saturday, May 06, 2006

Speak English

私は英語力が良くないせいで、4年前にある国際会議でたいへん悔しい思いをした。

その時は始めての国際会議での論文発表だから、緊張の絶頂だった。
発表はちゃんと準備したので、何とか無事に終わらせた。
しかし、
質疑の時にいきなり英語に強いなまりのある方に質問され、頭が真っ白になってしまった。
私は質問の意味がほとんど理解できず、ひたすら自分が伝えたいことだけを喋って
何とか誤魔化して質問の内容に少しでも関連付けたら良いと、必死だった。
あの時の状況を思い出すと、やっぱり今でも恥ずかしいと思う。

その後、ずっと悔しくて英語を改めて勉強しようと思い、
台湾から英語教育の雑誌を取り寄せてぼちぼち勉強してみた。
でも、周りは日本語ばかりで、日本語の勉強が優先されている環境では
英語の上達はなかなか難しかった。

最近帰国してから、日本語を聞く話す機会が極端に減り、
それに対して、英語をよく聞くようになった。
台湾のテレビでは、英語教育番組は勿論のこと、洋画なども吹き替えをせず、
英語のままで放送されることが多いため、英語に接する機会は少なくない。

自分の学生時代を振り返してみると、
英語が得意って自慢できるのは中学校~高校1年までの短い間だった。
高校2年からは自分がよく頑張らなかったせいか、先生の教え方が良くなかったせいか、
英語の成績が上がるどころか、悪くなる一方だった。
それでかなり挫折しちゃって英語の勉強に対する興味も徐々に薄れてしまった。

でも、やっぱり国際社会においては英語は不可欠なコミュニケーションの手段である。
だから、社会人復帰を機に、語学力アップのことについて改めて考えてみた。
長年勉強してきた日本語のことはもちろん忘れずに愛用し続けたいが、
これからは英語を再勉強し、そしてもう一つ何かの外国語も習いたいと思う。

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